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東日本大震災の影響で
電力不足が懸念される今年の夏。
エアコンの使用を控えたり、
設定温度の引き上げたりするなど、
職場や学校、家庭でも
節電が求められていますが、
心配なのが熱中症です。
日常性価値の注意と
上手な水分補給で熱中症を予防し、
夏を乗り切りましょう。
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熱中症は高温多湿下での運動や労働のため、発汗や血液の分布が異常をきたして起こる病気です。
体温上昇、発汗停止とともにつよい疲労感・けいれん・精神錯乱・昏睡などを引き起こし、生命の危険を伴うこともあります。
日差しが強く、気温がぐんぐん上昇する夏場は思いがけず症状の進行が早いので要注意です。
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熱中症は高温多湿などの環境要因によって起きるといわれています。
ヒトの体にはそもそも、体温の異常な上昇を抑える2つのメカニズム「皮膚からの熱放出」と「発汗」が備わっています。 皮膚血流を増やし、皮膚に熱を集めて空気中に熱を放出すること、あるいは汗をかき、汗が空気に触れて蒸発(気化熱)するときに体の熱を奪うことで体温を下げようとします。
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ところが気温が体温よりも高くなると、皮膚から熱が空気中に放出されにくくなります。加えて湿度も高くなると、汗をかいても蒸発せず、気化熱による体温調節ができなくなります。
汗二つ塩分(ナトリウム)も含まれるため、大量の汗をかくと、水分はもちろん、塩分などが体内から失われます。
これらを補給しないと脱水状態に陥り、こむら返りといった筋肉の硬直を引き起こします。また、過度に血液が皮膚に集まることで、脳への血流量が不足し、めまい、吐き気、頭痛といった症状を引き起こします。
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熱中症というと炎天下の屋外で起きるものと思われがちですが、室内で過ごしていても発祥するケースも少なくはなく、高齢者の熱中症の実に3割が室内で発症しています。
温度や湿度、風通しなどをチェックし、室内のコンディションを整えるとともに、高齢者や子どもにはこまめに水分を取らせるように、家族が気遣ってあげましょう。
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基本的に少しゆるめの服を着ると、熱が逃げやすくて◎。家ではタンクトップに短パンなど皮膚を露出させることが効果的。なお、オフィスではノー上着・ノーネクタイの軽装で。吸汗速乾性のインナーを利用するとベタつきを防いで快適。
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発汗で血液量が低下するとアイオン調節機能がさらにダウン。まず水分補給を。汗や尿の色が減ったり、尿の色が濃くなったりしたら要注意。塩分も忘れずに補給して。
また、睡眠中も水分補給が出来るように枕もとに飲み物を用意しておくと安心。
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高齢者は暑さを自覚しにくい傾向にある。部屋に温度計を置き、こまめにチェックするよう心がけて。
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直射日光が部屋に差し込むのを防ぐには、樹木や緑のカーテン、すだれなどが効果的。さらに屋根や庭に水をまけば蒸散効果で涼しさがアップ。高さの違う窓を開けることで、風や温度差によって室内に風を通すことができる。エアコンに頼りすぎる前に、扇風機やうちわも活用して。
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屋内では日傘やつば広の帽子などで日差し対策をし、日陰を選んで歩くことが基本。信号待ちなどで立ち止まる場合は木陰や建物の陰に入ったり、風の通り道に身を置いたりすると体感温度が下がる。酷暑の場合は、無理をせず、冷房の効いたバスなどを利用しよう。
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水でぬらしたバンダナを首や頭に巻くと、気化熱で体温を下げることができる。長時間冷却が持続する給水ポリマーを組み込んだ専用アイテムも市販されている。
就寝時には水(氷)枕や、涼しく就寝できる寝具(冷却パッド、送風敷きパッドなど)を用いると快適。
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命にかかわることすらある熱中症ですが、普段からの体づくりあ衣食住のちょっとした工夫で防ぐことができます。中でも基本的かつ重要なのが水分補給ですが、これにはコツがあります。
まずタイミングです。ヒトは軽い脱水状態の段階ではのどの渇きを感じにくいため、定期的な水分補給が重要です。外出時にはもちろん、家を出る前にも水分補給するよう心がけましょう。ただし、カフェインが入ったコーヒーやお茶、アルコール飲料は、利尿作用があるため熱中症予防には適しません。美味しいからといって、飲みすぎには注意しましょう。
次に水分だけでなく、発汗で失われる塩分(ナトリウム)の補給です。血液中のナトリウムが減少した状態が続くと、手足などにけいれんが起きることがあります。激しい運動など、特に大量の汗をかいた後は、適度な塩分と糖分を含んだスポーツ飲料が最適です。
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市販のスポーツ飲料は、塩分やミネラル、エネルギー源のブドウ糖、疲労回復のためのアミノ酸やクエン酸など、発汗よって失う成分を補い、それらがスムーズに体内に吸収されるように工夫されています。
ただスポーツ選手や重労働をする人を想定して作られているため、運動量の少ない人にはカロリーや糖分が多すぎるものもあります。1リットルの水にティースプーン半分の食塩2グラムを溶かし、好みに応じて砂糖を加えればマイスポーツ飲料ができますが、もう一手間かけて爽やかな特製ドリンクを作ってもいいでしょう。氷を入れたグラスになみなみと注いでゴクリ。暑さと疲れを吹き飛ばしましょう。
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